好天に恵まれた3月連休、大山登山に行く

この時期にしては大雪で白色の稜線を歩く。
昨年からの雪山企画、焼岳登れず、大峰大雪でまともに成功していない、
5月のアルプスに向けてここらで決めておこうと、天然水さんと二人で出動

土曜日昼に麓に着き、その辺山林で事前練習でビレイ方法を確認します。
晩は桝水高原で車泊。
天然水さんが腕を振るって、自家製”大山カレー”を作り明日の体力を付けます。

日曜日夜中から続々と大山に登山者が終結、僕たちもAM5時45分夏山登山道からスタート
大山は実に4年ぶりかも。
この冬、アイスやボードをしていたものの雪山登山らしい活動はしていなかったので
案外しんどいな〜、後で大きなアクシデントに見舞われることになろうとは

3月も中盤を過ぎているとは思えないくらい山頂は白く、大勢の登山者で賑わう^^
一般の弥山山頂から先に目指す山頂、剣ヶ峰が見えます。
3時間で弥山山頂に着き、縦走にと装備を付けこれからというときに僕の左脚が
攣るというハプニングに見舞われる
これまで一度も無く、あまりの痛さに

万事休すかと思えましたが、アイテムを駆使し何とか復旧

気合を入れ進みます、段々と核心のラクダの背付近が見えます。
先行し最初の核心に当たる、フリーで行けなくもないけど安全を取って引き返す人も。
僕たちはここでロープ出します。
南壁は岩、北壁は硬い雪、頂点の岩に中間支点を取る、天然水さんも
練習通りビレイと回収で通過

第一の核心を通過、つづいて本来の核心のラクダの背付近に差し掛かる。
50mのロープを伸ばしきって進みます。時間は掛かっても安全側に働きます。
2つの核心を抜け、ようやく剣ヶ峰がある山頂へ到着。
石碑は埋まっていますがまずは大山剣ヶ峰に着き記念撮影

山頂には逆方向から来る方も、中には丸腰の人も

先の天狗ヶ峰の雪庇、どちらかと言えばあそこを通るほうが怖かった

振り返り全行程を見返る。
槍ヶ峰、三ノ沢方面から登山者、これからユートピア方面へ下る。
北壁はまだまだ厳冬期の装い。
安全圏に入り記念撮影

エスケープルートを使い、一気に下ります。転げ落ちないよいうに注意。
午後からは暑いくらいの陽気で春ですけど、北壁はまだまだ存在します、
これからは雪崩に注意です。
雪山行事3度目でようやくまともに歩けました、途中ハプニングが
ありましたが、完走できました。来月は三ノ沢からですね^^
